楽園の卵序章

−条件−
PUK2にアップグレードしている事。


リセリア城の中に忽然と現れた謎の天球儀。
それは、見たことのない世界へ繋がっていた。

太古の遺跡として、廃墟となったファンブルグが広がる。
その昔、神の一人が魔族と相打ちになった結果なのだという。

この地を治める神聖都市ザンクトハルマ。
その巨大な神殿のうちに死せる神のイコンとして祀られている天球儀−時の卵−
それは、リセリア城に現れた機械仕掛けと酷く似通っていた。

謎の世界は、果たして未来のファーレンなのか
それとも、近しい異世界なのか。
新たな旅のゲートがまた開かれる・・・・。

すべてはひとつになり、生まれ変わる。


■リセリア城
ファンブルグ兵(左)
 なんだって、いきなりこんなものが?

ファンブルグ兵(右)
 今朝になって、いきなり現れたんですよ。
 何なんだろう?

見慣れない神官
 あ、あれ?
 ここは、どこなんです?

 リセリア城?どこですか?
 え?ここのこと?

天球儀(中央に立つ)
 歌が聞こえる、光が見える。
 が、遙か遠い。
 あなたは、まだ、進めない。
*PUK2にアップグレードしている場合
 囁くような歌うような声が聞こえる。

 「 Leb'whol, mein Schatz, leb'whol
 Denn wir fahren
 Denn wir fahren
 Die Glaser sollen dazu klingen
 Denn die muss es muss geschieden sein
 Gib mir deine Hand
 Deine weisse Hand

 「愛しき人たちよ、愛する日々よ
 我らは往かねばならない。
 往かねばならない。
 諍い(あらそい)の刃を手に
 我らは往かねばならない。
 だから、せめて、その白い手を、我にさしのべて。

 囁くような歌うような声が聞こえる。

 歌声にひかれる。
 光が見える。
 このまま、身を任せてしまいますか?
1、はい
?へ
2、いいえ
 声は、もう、聞こえない。


■ファーレンの遺跡
ファンブルグ兵(上)
 た、た、たぁああた!大変だ!
 お、いお、お城がぁ!

ファンブルグ兵(下)
 え?え?
 な、ななななな、なんだ?
 変なゲートくぐったら……

湖のひと
 すごいなぁ、お城がひとつ丸ごと入りそうだ……

 この湖が、魔法で出来たなんて信じられないよ……

旅人
 やぁ、君も観光かい?
 ここらじゃ見慣れない格好だね。

 噂には聞いていたけど、すばらしい遺跡だね。
 何千年も前の大昔にこんな大きな街があって
 実際に大勢の人が暮らしていたなんて……

観光のひと
 おお、すごいな、あんた。
 奥の方まで行って来たのかい?

 城の遺跡の方は魔族が出るだろ?

遺跡のお土産屋
 城跡のお堀と繋がってる大きな湖?
 ははぁ、お客さん、城跡まで行きなすったか。
 そいつぁ、豪気だな。

 で……なんだっけか?
 そうそう……湖?
 馬鹿言っちゃいけねぇよ、お客さん。
 アレが城門跡に並ぶ、この遺跡の名物、
 エンデルデ、―――終末の地―――、さ。

 何があったか、学者先生たちでも、よくわからねぇそうだが、
 とにかく、どえらい魔法が使われた跡なんだと。

 よっく見てみな。
 だから、嘘みたいにまん丸だろ?
 あれだけじゃねぇ、そこかしこにあるまん丸い池は全部、
 攻撃魔法の跡なんだと。怖いねぇ……

休憩中の店員
 ああ、大昔のお城の遺跡だよ。
 リザリア……城とかいってたらしいぜ。

 もっとも、今は城門から先は殆ど残っていないがな。

 あんた、もっと知りたいならこのパンフレットに詳しく書いてあるぜ。

観光客
 ファーレンとは、実はここら辺に栄えていた国の名前で
 この街は別の名前だったんだってね。

 さっき、そこのお店で買ったパンフレットに、
 そう書いてあったよ。

たびびと
 なに?ザンクトハルマを知らない?
 おい、おい、あんた、どこの田舎から来たんだ?

 ザンクトハルマはそこの南門跡を抜けて、後は一本道だ。
 迷うことはないと思うよ。