埋もれた伝承


■ファンブルグ南地区
ハリス
 ここ数日なんだけど、トカマクさんの姿が見えないんだ。
 隊員たちも深刻な顔で出入りしてるし……。
 君、隊の関係者だろ。
 様子を見てきてくれないかな?
1、Yes
 ぜひお願いするよ。
 トカマクさんに会ったら、みんな心配してるって伝えてくれよな。
称号:直撃レポーター
2、No
 ふうん。まあいいや、他の人に頼むから。
*称号:直撃レポーター
 頼んだよ。
 しっかり様子を見てきてくれ。

トマス
 トカマクさん、どうしたんだろ?
 心配だなあ。
*称号:直撃レポーター
 よろしく。
 もし会えたら、サインも頼みたいな。

兵士バグリィ
 裏庭にいる連中には正直困っています。
 しかし、トカマク隊長の出待ちをしているだけなので、
 こちらも強くは言えません。
 詰め所に入りますか?
1、Yes
 では、お通りください。
詰め所へ
2、No
 そうですか。では、また。


■五勇者捜索隊詰め所
隊員バートン
 トカマクさん、一人で大丈夫かなあ。
 マロリーさんとペペさんが捜しているけど、心配だよ。

隊員アデル
 ろくに知りもしない世界なのに、
 一人で行動するなんて無茶だよ。
 心配だなあ、トカマク隊長。

隊員チャック
 トカマクって本当に頼りないけど、
 妙に人を引きつけるんだよな。
 今は何だか気が抜けたような気分だ。

ジル
 フッ、あの小娘が逃げ出したとなると、
 いよいよこの私、ジルベルト・ユーベリッヒ・
 フォン・シュトロハイム八世がこの隊を率いることになるな。
 我が指揮のもと、五勇者捜索隊は黄金時代を迎えるのだ。
 黄金時代……何と甘美な響きだ。

隊員グウェン
 自分と五勇者の関係を調べたいって、
 トカマクが出て行っちゃったのよ。
 おかげでこの大騒ぎ。
 ゲイツがあなたを探してるわ。
 会ってみる?
1、Yes
 じゃあ、案内するわ。
地下室へ
2、No
 そうね、ゲイツは今ご機嫌斜めだし。
 それに人使いが荒いから、たまにはヤキモキさせるのも良いかもね。


■詰め所地下室
ゲイツ
 セラルカで封印モンスターが復活したという知らせが届いておるのだ。
 しかし、トカマクが任務放棄したせいで、
 五勇者捜索隊が機能せん。
 代わりにモンスター退治をしてくれぬか?
1、Yes
 引き受けてくれるか。
 セラルカは西門を出て、ずっと西にある。
 すぐに向かってくれ。頼んだぞ。
称号:直撃レポーター→セラルカ救援隊
詰め所へ
2、No
 ダメか。
 悪いことは重なるものだな。
 では結構、帰ってよろしい。


■五勇者捜索隊詰め所
隊員グウェン
 セラルカはファンブルグの西門から出て、道なりにずっと西よ。
 それとも、ゲイツに用があるの?
1、Yes
 ゲイツなら地下室よ。案内するわ。
2、No
 そう。じゃ、またね。


■詰め所地下室
ゲイツ
 何をしているのだ。
 セラルカはファンブルグのずっと西にある。
 急いでくれ。


■ファンブルグ南地区
トマス
 話せない? ケチッ!

ハリス
 教えられない? どうして!
 君にはガッカリだよ。


■セラルカ
シムリード
 モンスターなら、ぼくも見たよ。
 ぼくがあくびをしたら、向こうも大あくび。
 大笑いだったよ。

 彼らの住んでるところ?
 知らないよ、そこまで物好きじゃないから。
 メルヴィルが知ってるって噂だよ。
 酒場に行けば、会えるんじゃないかな。


■村長の家
セラルカ村長
 モンスター?
 ああ、あの三頭のハーピーのことですか。
 特に害はないようなので、今のところどうこうしようとは考えていません。

ステラ
 みんなに話を聞いてまわっているの?
 ご苦労さまねえ。
 でも、メルヴィルは気むずかし屋だから、
 たぶん話を聞くのはむずかしいと思うわ。
 メルヴィルからも話が聞けるよう、お手伝いしましょうか?
1、Yes
 じゃあ、私からの頼みだって言って、
 これを渡すといいわ。
 きっと話してくれるわよ。
 人数分あげるから、全員が渡すのよ。
 みんなからもらわないと、メルヴィルは不機嫌になるから。
ステラのクッキーを入手
2、No
 あら、そうなの。
 残念ねえ、いろいろ話が聞けると思うけど。
*ステラのクッキー所持時
 メルヴィルは取っつきにくい人だけど、悪い人じゃないのよ。
 それにあなたの知りたいことは、彼に聞けばわかるかも。


■バー サイゼリア
メルヴィル
 おお、それはステラのクッキー!
 それをわしにくれるのか?
1、Yes
 すまんのォ。
 ステラの焼くクッキーは甘さと香ばしさのバランスが絶妙でな、大好物なんだ。
 ムフフフ、では、遠慮なくいただくぞ。
ステラのクッキーを手渡す
 これが好物なのは、わしだけではない。
 あの子たち、例のモンスターたちもそうだ。
 風鳴りの洞窟におるから、見に行くと良い。
 風鳴りの洞窟はセラルカを出て北東、街道を少し外れた丘の上にある。
称号:セラルカ救援隊→怪鳥探索者
2、No
 フンッ、これだから都会者は嫌なんだ、ケチくさくて。
*称号:怪鳥探索者
 風鳴りの洞窟の場所がわからないのか?
 セラルカを出て北東へ向かえ。
 街道の東側にある丘の上だ。


■村長の家
セラルカ村長
 メルヴィル氏か……。
 大の鳥好きとは聞いていましたが、
 ハーピーまで同様に可愛がるとは。
 うーむ、筋金入りですな。

ステラ
 じゃあ、あのハーピーたちの住み家は、風鳴りの洞窟なのね。
 ということは、やっぱり封印されていた
 レーラ、シナツ、ナライだわ。

 私はまだ見たことないけど、みんなの話では
 とてもおとなしくて、友好的らしいわね。
 ………あの言い伝えは正しかったんだわ。


■風鳴りの広間
レーラ
 ピュロロロロロロロ……。

ナライ
 ピュロロロロロロロ……。

シナツ
 ピュロロロロロロロ……。

ヤス
 おうお前、アニイをシカトするんじゃねえ!
 おいらなんかよりもまず、アニイと話して、
 おとなしくアニイの言うことを聞くんだ。
 アニイはエライんだからなッ!

アニイ
 テメエ、あのヒーロー気取りの仲間か?
 気に入らねえ、奴らと同じニオイがするぜ。
 罪のないオレたちを勝手に封印しやがって!
 勝負しやがれ!
戦闘開始
*戦闘勝利時
 や、やるじゃねえか、許してやるぜ。
 そのかわりにちょっと頼みがあるんだ、聞いてくれ。
1、Yes
 ログ未回収
2、No
 うるさい!
 他ならぬオレからの頼みなんだ、いいから聞け。
 封印前のことだが、あの村にこいつらがすごく世話んなった人がいたんだ。
 勇者とかいうやつらが封印しに来た時も、
 その人は最後まで反対していたそうだぜ。
 こいつらはその人から預かった物を返したいって言うんだ。

 問題は、あれからもう何百年もたってるってことだ。
 こいつら、何とかその人の子孫を見つけようとさがしてたんだが、
 ダメだったんだな。
 だからお前、かわりにさがしてやれ。
 手がかりはこれだ、頼んだぜ。
称号:怪鳥探索者→怪鳥の代理人
紋章の写しを入手


■戦闘勝利後
アニイ
 テメエ、なに遊んでるんだよ。
 オレのメンツが丸つぶれじゃねえか。
 さっさと村に行ってさがしてこい!
洞窟の外へ出される

ヤス
 あのさあ、アニイの頼みを聞くなら、
 おいらの頼みも聞いてくれよ。
 さっきそこで転んだら、おいらのお守りが
 そこの裂け目に転がっていっちゃったんだ。
 おいら、暗いところが怖いんだよ。
 取ってきてくれないか?
1、Yes
 お前、いいやつだな。
 村にいたあいつとは大違いだ。
 じゃあ、お願い。
称号:怪鳥の代理人→ヤスのお使い
2、No
 なんで断るんだよ!
 あのお守りは、おいらの大事な…大事な………
 えーと、誰からもらったんだっけ?
*称号:ヤスのお使い
 ワッ! 暗いところから急に出てくるなよ。
 おいらのお守り、もう取ってきたのか?
 ……何だよ、持ってないじゃないか。
 まさか取りに行くの、やめたいのか?
1、Yes
 ログ未回収
2、No
 だったら、おいらのお守り、さっさと取ってきてくれよ。
 そこの裂け目の奥にあるはずなんだ。

 だけど、そこの裂け目、時々変な音が聞こえるんだぜ。
 お前、怖くないなんて、すごいな。


■風鳴りの枝洞
*特定のポイント到達
 「………………………。……………?」
 「…………。……………………………」
 「……………。 …………………………!」
 「…………………!! …………………」
 遠くから、かすかに話し声が聞こえてくる。

 「待って! なぜ逃げるのですか?」
 「関わりたくないんだ。あんた、何者だ!」
 「私もそれが知りたいんです!」
 「記憶喪失か?オレは医者じゃない、力にはなれん!」

 「シャマランさんのこと、どうしても知りたいんです!」
 「彼女は戦友、お前さんはただ似てるだけの部外者に過ぎん。お断りだ!」
 「ただ似てるだけ?
  完全に見間違えてたじゃないですか、
  あなただけじゃなく、青勇者さんも!」

 「そ、それは……。とにかく、ダメなものはダメだ、どいてくれ!」
 「待ってください、教えてください。
  待って! お待ちなさいッ!」

 「しつこいな、大事な用があるんだ。
  オレはここの… な、何ッ!」
 「……な、何?」

 「黄勇者さん、これは……きゃあ!!」
 「ムンッ…ウッ!うあああああああッ!!」

トカマク
 ああ、(キャラクター名)さん……。
 あれ、黄勇者さん、ウィリスさんはどこ?
 ここで話をしていたら、急に明るくなって、
 吹き飛ばされてしまったんです。
 あれはいったい何だったんでしょう。
 無事だといいのですが。

 お守り? もしかして、これかしら。
 裂け目に入ってすぐのところで拾いました。
 まあ、よく見ると「ヤス」って書いてある。
 間違いないですね。
 ヤスさんに渡してあげてください。
ヤスのお守り入手
称号:ヤスのお使い→お使い達成者
*称号:お使い達成者
 捜索隊にはまだ戻りません。
 黄勇者さんは怒ってしまったけど、
 他の勇者さんにも話を聞きたいんです。
 だから、ここでお別れします。
 ゲイツさん、捜索隊の皆さんには「ごめんなさい」と伝えてください。
 では、出口へ送ります。


■風鳴りの広間
ヤス
 うわあ、取ってきてくれたんだ。
 ありがとう。
 お前、村に帰るんだよな。

 だったら、穴ぼこに住んでるジャ、ジャって言う奴には気をつけろよ。
 子供みたいだけど、そうじゃないから。
 とにかく、すっごく悪い奴だぜ。
ヤスのお守りを手渡す
称号:お使い達成者→怪鳥代理に復帰
*称号:怪鳥代理に復帰
 アニイの仕事、手伝ってるんだろ。
 しっかりやれよな。
 アニイはエライんだからなッ!


■セラルカ
シーヴ
 モンスターがステラを誘拐したらしいのよ。
 すっかりだまされちゃったわ。
 やっぱりモンスターと共存は無理ね。
 退治してもらわないと。

 ただ、メルヴィルが反対しているのよね。
 なんでも、真犯人は他にいるって。
 メルヴィルは変わり者だけど、でたらめを言う人じゃないから、
 少し気になるわ。

シムリード
 モンスターもひどいことをするな、ステラを誘拐するなんて。
 村の言い伝えじゃ、やつらの封印に最後まで反対したのは、
 ステラのご先祖なんだぜ。
 恩を仇で返すなんて、退治されて当然だよ。


■村長の家
セラルカ村長
 娘がモンスターに連れ去られたらしい。
 あんなやつらの面倒を見ていたなんて、先祖は何を考えていたのだ!
 何としても娘を救い出さねば。
 確か物置に武器と防具があったはずだ。

 証拠? いや、そういうものは特に……。
 しかし、やつらの仕業に決まっている!
 他に誰が…ん? 床がやけに汚いな。
 この足跡は子供だ。
 泥だらけの靴で勝手に上がりこむとは、どこの子だ、まったく!


■バー サイゼリア
メルヴィル
 おい、大変なことになったぞ。
 何者かがステラをさらいおった!
 しかも村の連中め、何の証拠もないくせに、
 あの子らがさらったと決めつけておる。
 馬鹿馬鹿しい、そんなことあるわけがない。

 洞窟へ行ったのなら、わかるだろう。
 何の悪意もない、やさしい子たちだ。
 これは何者かの陰謀に違いない。
 あんたもそう思うだろ?
1、Yes
 誰かがあの子らを罠にはめたんだ。
 そうだ、村はずれに妙なやつがいるぞ。
 このバーを出て北側の橋を渡り、
 川沿いに西へ行った先にある穴に住んでるんだ。

 一見子供のようだがとんでもない、その目の邪悪なこと。
 うむ、黒幕はやつに違いない。
 村を救いに来たのなら、やつを調べるんだ。
称号:怪鳥代理に復帰→緊迫の救援隊
2、No
 お前たちも村の節穴連中と同じってわけだ。
 フンッ、帰ってくれッ!
*称号:緊迫の救援隊
 例のやつはこのバーを出て北側の橋を渡り、
 川沿いに西へずっと行った村はずれの穴に住んでいる。
 早くあの子らの疑いを晴らしてくれ。

 あの子らが持っていた紋章だと?
 いや、わしには誰の家の紋章かはわからん。
 が、これで無実は証明されたな。
 あの子らがしているのは人探し、人さらいじゃない。
 やはりステラがいるのは、あの穴の奥だ。


■穴の家 上層
*特定のポイント到達
 階下から黒衣の男が現れ、立ちはだかった。
黒衣の男
 偽りの歴史に毒された愚か者め、生きては帰さん!
戦闘開始
*戦闘勝利時
 真実を葬ろうとする王国の犬め、無念……。
称号:緊迫の救援隊→ステラ救出隊


■穴の家 下層
謎の子供
 異界人にこうヤスヤスと押し込まれるとは、何と情けないのジャ黒史教団は!
 ムムムムムッ、それは何の紋章ジャ?
 コヤツ面白いモノを持っているのジャ!
 ならばワラワが舞うのジャ、殺るのジャ、奪うのジャ!
 きゃらきゃらきゃらきゃら!
戦闘開始
*戦闘勝利時
 負けではないのジャ、勝ちをゆずったのジャ!
 さらばジャ!
 きゃらきゃらきゃらきゃら!

ステラ
 助けてくれてありがとう。
 黒史教団っていうの、あの人たち?
 ご先祖さまの書いた文書をよこせとか、
 私には何のことだかさっぱり。
 あら、あなたが持っているそれは……紋章?
 ちょっと見せて。
紋章の写しを手渡す
 うん、これはうちの紋章よ。どうしたの?
 エッ、ハーピーたちが?
 エエッ、父がハーピーを退治するって!
 あなた、それを早く言いなさいよ。
 父は言ったことを必ず実行する人よ。
 すぐに洞窟へ向かいましょう!
称号:ステラ救出隊→陰謀を阻止した者
セラルカへ


■バー サイゼリア
メルヴィル
 それ見たことか。
 やっぱりあの子らじゃなかっただろ。
 な、何だとッ!
 村長が洞窟に行っただと!
 そりゃいかん、早く止めてくれ!


■セラルカ
シムリード
 そうかあ、モンスターの仕業じゃなかったのか。
 そういえば、さっき村長が怖い顔で洞窟に向かったみたいだけど、
 大丈夫かな?

シーヴ
 犯人はハーピーたちじゃなかったのね。
 そうと知らず、ひどいこと言っちゃったわ。
 見た目で判断しちゃダメね。
 まあ、村長が退治に出たですって!
 それは早く止めないと。

ステラ
*村長の家に入ろうとした場合
 誰もいない。
 父はもう洞窟に向かったんだわ。
 私たちも急ぎましょう。


■風鳴りの洞窟
ステラ
 アッ、父の声がするわ。
 早く止めなくちゃ。
 父は思いこんだら一直線だから。
 私、一足先に行くわね。


■風鳴りの広間
レーラ
 ピュール、ピュール、
 ピュルルルルルルルルッ!

シナツ
 ピュール、ピュール、
 ピュルルルルルルルルッ!

ナライ
 ピュール、ピュール、
 ピュルルルルルルルルッ!


ステラ or セラルカ村長に話しかけるとイベント
レーラ
 ピュルルルッ、ピュルルルッ!

セラルカ村長
 やかましいッ!
 ステラ、そこに隠れていなさい。
 私が今、この化け物をやっつけてやる。

ステラ
 お父さん、違うの。
 その子たちは何もしてないの。
 黒史教団とかいう人たちが、私たちの先祖が書いたという文書を狙って……。

セラルカ村長
 黒史教団? 何だそれは?
 ……たとえそうだとしても、ステラ、このままこいつらを放置しておけば、
 いつ被害者が出るかわからんのだ。
 今のうちに退治しておかねば。

シナツ
 シュー、ス…テリャ、ラ……ス、……。
 ……ステラッ!

ステラ
 お父さん、待って。
 この子たち、私を呼んでる。

セラルカ村長
 ステラ、危ないッ!
 近寄ってはいかん!

ナライ
 コロコロコロコロ………。
 ステラッ、ステラッ!

ステラ
 大丈夫よ、お父さん。私、行くわ。

 箱? 私に? 中に古文書があるわ。
 名前が書いてある……ステラ? 私と同じ。
 もしかして、これが黒史教団の言っていたご先祖様の手記?
 ……傷を負って…手当……村を守る……。
 お父さん、やっぱりこの子たちに罪はない。
 それどころか、セラルカの守り神だって。

セラルカ村長
 何が書いてあるんだ?
 ……ナクゥバ……五勇者が…力に溺れる!
 こんなことが……。
 うーむ、私はとんだ早合点をしていた。
 伝説を頭から信じて、勇者は絶対に正しいと思いこんでいた。
 勇者とて元は人間、間違えることもある。

ステラ
 この手記はあなたに託すわ。
 ファンブルグに持っていって。
 もっと広く読まれるべき手記だと思うから。
 あなたも読んでね。
 こんな悲しい間違い、二度と起きてほしくないから。
称号:陰謀を阻止した者→平和の使者
ステラの手記を入手


■ステラの手記
 ……昨日、森で怪我をした三頭のハーピーを見つけた。
 先日山向こうに現れたナクゥバに襲われたらしい。
  彼らの瞳は深く澄んでいた。敵意、悪意はまったく感じられない。
 私は傷の手当をし、彼らを風鳴りの洞窟へと連れて行った。
  このことは間もなく村中に知れわたった。
 が、村に彼らを恐れる者はいない。
 私たちは自然の中で暮らすセラルカの民。
 それが害をなす存在かどうかは、一目でわかる。
  やがて傷の癒えたハーピーたちは村を襲うモンスターを退け、
 また、災厄の近づく時は警告を発して知らせてくれるようになった。
 レーラ、シナツ、ナライと名付けられたこの新しい友は、
 村の守り神でもあった。

 ……今日、村に五人の異界人がやって来た。
 噂に聞く五人の勇者である。
 外見は私たちとそう変わらない。
 しかし、強烈な威圧感だ。
 巨大な力が全身に満ちているのがわかる。
 彼らの目的は、我らが友の封印。
  それはできない。大災厄を阻止するため、
 命がけで戦っている勇者には感謝している。
 それでも、できない。
 私たち村人にとって、レーラ、シナツ、ナライは大切な友なのだ。
  話し合いは平行線。勇者たちは、私たちの訴えに聞く耳を持たない。
 レーラ、シナツ、ナライは、確かに強力なモンスターである。
 あのナクゥバの襲撃から生還したのだから。
 しかし、性質は争いを好まず、おとなしい。
 人間よりもずっと理性的である。

  私は勇者たちの様子に、大災厄阻止という大儀ではなく、
 より強い敵と戦って倒したいという私的な意思を感じる。
 彼ら五勇者は、手に入れた巨大な力に酔い、溺れつつある、
 私にはそう思えてならない。

 ……明日、掛け替えのない友が五勇者により封じられる。
 勇者側は内心戦闘になることを望んでいるようだが、
 決してそうならない。
 レーラ、シナツ、ナライは抵抗することなく封じられ、眠りにつくのだ。
  その考えを伝えに風鳴りの洞窟に行くと、
 彼らもまた、同じ結論に達していたようだ。
  言葉を詰まらせる私。優しくうなずく友。
  出会った日と変わらぬ深く澄んだ瞳。

  この手記は明日、彼らと共に眠りにつく。
 いつか、彼らが再び大空に舞い上がる時、
 この勇者の過ちも伝えられるように。
 そして、同じ悲劇が繰り返されないように。

  レーラ! シナツ! ナライ!
  生きてさえいれば、きっとまた会えるよ。
 たとえ私は会えなくても、私の子供たちが、
 孫たちが、その子供たちが、必ず……。
                ステラ


■風鳴りの広間(平和の使者以後)
ステラ
 もう大丈夫ね。
 いろいろとありがとう。
 さあ、戻りましょう。

セラルカ村長
 いろいろあったが、私らはハーピーたちを新たな村の一員…
 いや、そうではないな、元から村の仲間だったんだ。
 これからは村の者たちと力を合わせて、
 彼らを守っていかねば。さて、村に戻ることにしよう。


■村長の家
セラルカ村長
 ハーピーとの共存は、村人はともかく、
 王国に認めてもらうのに骨を折りそうです。
 しかし、必ず認めてもらいます。
 今度こそ、彼らを守りきらねば。

 手記のことは頼みます。
 お城の偉い人に届けてください。
 では、道中お気をつけて。

ステラ
 いろいろとありがとう。
 あなたたちもがんばってね。
 完璧じゃない五勇者だって世界を救えたってことは、
 みんなで力を合わせれば、今度の大災厄だってきっと阻止できるわ。


■セラルカ
シムリード
 ハーピーのことだけど、ちゃんと無害だって報告してくれよな。

シーヴ
 あのハーピーたちは害がないんだから、
 そっとしておいてあげたら?


■バー サイゼリア
メルヴィル
 ファンブルグに帰ったら、ちゃんと報告するんだぞ。
 あの子らにもしものことがあったら、
 承知せんからな。


■ファンブルグ南地区
トマス
 何で話してくれないんだよ。
 さてはお前、あの怪しい黒服の一味だな!

ハリス
 僕らの他にも、ここの様子をうかがっているやつらがいるみたいなんだ。
 トカマクさん、本当に心配だよ。


■五勇者捜索隊詰め所
隊員バートン
 トカマクさん、まだ見つからないんだ。
 マロリーさんとペペさんは、
 「トカマクの潜在能力は高いから大丈夫」って言うけど、
 やっぱり心配だよ。

隊員チャック
 ぼくも隊を抜けて、トカマクを探しに行こうかな。

隊員アデル
 黒史教団?
 大災厄だけでも手一杯だっていうのに、
 そんな連中まで現れたのか。
 トカマク隊長のことが心配でならないよ。

ジル
 五勇者捜索隊次期隊長、このジルベルト・
 ユーベリッヒ・フォン・シュトロハイム八世が
 上げるはずだった手柄を、またもや貴公にゆずることになってしまったな。
 まあ、黒史教団とやらが暴れてくれれば、
 挽回するチャンスも増えるというものだ。
 フフッ、腕がなる。

隊員グウェン
 セラルカの事件は一件落着したのね。
 お疲れ様。
 ゲイツに報告に来たんでしょ?
1、Yes
 じゃ、地下室に案内するわ。
地下室へ
2、No
 そう。でも、なるべく早く報告に来てちょうだい。


■詰め所地下室
ゲイツ
 ふーむ、相手構わず強引な封印を行うとは、
 勇者もやはり人の子ということか。
 しかし、それくらい強硬な手段をとらねば、
 大災厄は防げんということかも知れん。
 難しい問題であるな。
 その手記は重要な史料、王国で保管しよう。

 ハーピーのことはまあ、村人が問題ないというのだから、
 放っておいてよかろう。
 が、黒史教団は放っておけんな。
 どんな連中で、何を目論んでいるのか……。
 こちらでも調べてみよう。
 ともかく、このたびもお手柄であった。
ステラの手記を手渡し、クリアの証を入手
称号:平和の使者→秘史に触れし者
詰め所へ


■五勇者捜索隊詰め所
隊員グウェン
 トカマクのことはやっぱり心配だわ。
 あなたは自由に活動しているから、
 トカマクに会う確率が高いんじゃない?
 もし彼女に会ったら、すぐに戻るよう伝えてくれないかしら。

ジル
 この私、ジルベルト・ユーベリッヒ・フォン・シュトロハイム八世が
 隊長に就任するからには、隊の名称も変更すべきだろうな。

 “ジルベルト・ユーベリッヒ・フォン・シュトロハイム八世騎士団”
 少し地味だな。

 “ジルベルト・ユーベリッヒ・フォン・シュトロハイム八世無敵大隊”
 華々しさがないな。

 “勇壮にして華麗なる
  ジルベルト・ユーベリッヒ・フォン・シュトロハイム八世無敵兵団”
 うーむ、まだ足りない気がする。
 フフッ、うれしい悩みだ。


■ファンブルグ南地区
トマス
 トカマクさん、どうしたんだろ?
 心配だなあ。

ハリス
 なあ、トカマクさんが隊長を辞めたって本当なのか?
 あの長〜〜い名前のキザ男が言ってたけど。